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【寝台特急 サンライズエクスプレス】JR東海 285系3000番台 l4編成 (前7両) + JR西日本 285系0番台 l1編成 (後7両) 14両編成 「回送」 東京駅 8番線を発車

車両形式 : 285系3000番台 + 0番台
車両番号 : l4編成 + l1編成
方向幕 : 回送
撮影場所 : 東京駅 9番線

日本で唯一の、
寝台特急 サンライズ瀬戸・出雲号」
として活躍する、285系電車を、
平日朝7時の東京駅にて撮影しました。

田町駅~品川駅の間にある車両基地
東京総合車両センター 田町センターへ
送り込み回送する、285系の出発シーンを、
動画で納めることができました。
今度は営業運転時にいつか、
動画で納めていきたいと思います。

これで2019年最後の動画になります。
2020年の動画も後ほどUPする予定です。

JR西日本JR東海 285系について ~

285系電車は、西日本旅客鉄道 (JR西日本)
および東海旅客鉄道 (JR東海) の、
特急形直流寝台電車である。

旧来から、 寝台列車に使用される車両は、
機関車が牽引する客車タイプ
(いわゆる 「ブルートレイン」 ) が主流で、
電車タイプとしては日本国有鉄道 (国鉄) が、
1967年から1972年にかけて製造した、
581系583系が唯一であった。
この車両は高度経済成長に伴う、
輸送需要増加に合理的に対応する観点から、
夜間は寝台車、 昼間は座席車として、
昼夜を問わず運用できる車両として、
開発・導入されたが、
寝台・座席の転換作業の頻雑さや、
座席車としての居住性の低さ、
電車のため非電化区間へは、
入線できないことなどのデメリットも多く、
スタンダードとはならなかった。
その後も寝台列車の車両は、
客車が主流となっていたが、日本の線形では、
運転性能が電車や気動車に劣るため、
所要時間の短縮が困難がであるほか、
1970年代以降は長距離利用客の多くが、
新幹線や航空機へ移行したため、
観光客需要へ特化し、
個室寝台や食堂車などの付加価値を高めた、
北斗星」 「トワイライトエクスプレス
といった一部の列車以外は、
285系電車の構想当時となる、
1990年代における利用は、
衰退の一途を辿っていた。

しかし、本来寝台列車は、
高い客単価が望める商品であり、
現代のニーズに合った、
サービスを提供することで、
ビジネス客も含めた需要の取り込みが、
可能と考えられる列車については、
個室寝台主体の新型車両を投入し、
強化していく方向性が見いだされた。

具体的な列車として、
平均乗車率が比較的高く、
走行距離・所要時間等の観点からも、
航空機等の競合交通機関に、
対抗可能と見込まれた、
「瀬戸」 (東京駅 – 高松駅) と、
「出雲2・3号」 (東京駅 – 出雲市駅) の、
2列車が対象として選ばれ、
1996年末に本形式の開発が決定され、
1997年6月20日に、
JR西日本JR東海両社から、
共同プレスリリースが出された。

開発に際しては、 「瀬戸」 「出雲」 の客車を、
保有するJR西日本の主導で行われたが、
JR東海についても自社線内を通過する、
高単価客増加による収益増が期待できること
電車化に伴い自社管内で運行する、
客車列車を減らせること
(電車と電気機関車とでは、
動力車操縦者免許は同一だが、
運転操縦方法が異なるため、
個別の社内養成が必要となる) 等の
メリットがあることから、 両社による、
共同開発・共同保有の体制が取られた。
製造は、
川崎重工業近畿車輛日本車輌製造が受注。
基本設計は剣持勇デザイン研究所、
内装設計はミサワホームが参画した。

サンライズエクスプレス」 の愛称が、
「さわやかな朝、新しい一日のはじまり」
というイメージで命名され、
夜をイメージした従前のブルートレインとは
一線を画する明るい外観デザインとなった。

1998年 (平成10年) に、
グッドデザイン金賞、ブルネル奨励賞を受賞、
1999年 (平成11年) に、
第42回 鉄道友の会ブルーリボン賞を、
それぞれ受賞している。

営業最高速度は130km/hで、
寝台列車としては導入時より、
狭軌鉄道最速であった。

車体について

車体長は21,240/20,800mm (先頭車/中間車)
全長は21,670/21,300mm (先頭車/中間車) 、
車体幅は2,935mm、 21m級車体の鋼製である
一般的に鉄道車両の製造は、
車体→艤装の順序で行われるが、
個室寝台主体の本系列では仕切り壁が多く、
一般的な順序を採用した場合は工期および
製造コストの増大が予想されたため、
機器や配線などを予め、
車外でモジュール化しておき、
個室を組み上げるパネル工法が採用された。
この工法では、 高精度のパネルを効率的に、
生産して供給できることと、
従来の鉄道車両には無かった温もりのある、
空間デザインを演出する、
高品質な素材を求めた結果、
ミサワホームの内装材
「M-Wood (エムウッド)」 が多用されている。
これは木材と樹脂との複合素材で、
水や汚れに強く、
車両の不燃性基準も満たしている。

個室寝台を主体としつつ一定の定員を、
確保するため2階建構造を基本とするが、
3・5・10・12号車は主電動機、
車両制御装置などの電装品を、
床下に搭載する電気車であることから、
通常の平屋構造である。

行先表示機は字幕式のものが、
各車両の片側に1か所
(1両に左右計2か所) 設置されている。
警笛は、AW-5型空気笛に加え、
ミュージックホーンを備えている。
JR東海保有する、
鉄道車両ミュージックホーン
電気笛を搭載しているのは、
JR西日本と同一仕様で制作された、
この285系のみである
(自社オリジナル車両はタイフォン
ホイッスルのみ搭載) 。

車体塗色について

外装は、夜をイメージした、
従来のブルートレインと異なり、
夜明けをイメージした、
ベージュと赤の塗り分けとなり、
両色の境に金線が配されている。 また、
先頭車前面と側面の数箇所に、
昇る太陽をイメージした、
「SUNRISE EXPRESS」 の、
ロゴマークが表示されている。

Wikipediaより

以上。

「撮影日 2019年 (令和元年) 12月23日」

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